食品関係に就職

私がこのトランジットへ入所したのは去年(2017年)の7月、最終週でした。
当初、就労移行支援事業所へ通所することは私にとって大変不本意なことであり、病院の医師など周囲に半ば押し切られる形で通所する運びとなりました。

まさか40歳を目前にしてこのような施設に通うことになろうとは……
私に限らず誰の人生の青写真にも描かれるものではないと思っていました。

ただ、そういった思いは毎日のカリキュラムをこなしていくうちに次第に薄れていき、やがて自分にできることを一つ一つクリアしていこう、という前向きな気持ちに変わりゆく心境を実感したのは通所から3ヶ月ほど経ってからでした。

心身の好不調が一進一退しつつも私は緩やかながら着実に寛解へ向かい、今年の1月
には医師から就職活動の開始を許されたのです。
こうして職員や周囲の方々の支えあって、一度外れたレールに無事に戻ることができました。

みんなありがとう!