こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生です。
障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。

本日は日常のお話です。

事業所のトイレがたびたび詰まることがあります。
だいたい原因は「トイレットペーパーを一度にたくさん流してしまった」というもの。

社会訓練の場でもあるので詰まってしまうこと自体はしょうがないですし、私たちスタッフは「どうすれば詰まらせないようにできるか」というところをアドバイスしたり一緒に考えたりします。
これは一つの学びのキッカケになります。

就職して社会に羽ばたいたときに、こういうことを報告して責められることはほとんどありませんし、報告しないことのほうが信用を落としてしまうでしょう。
そういったことが通所生活の中で学べれば、業務の中での小さな失敗にも生かしていくことができると考えています。
報告ひとつにしても学びがあります。

昨日は久しぶりに詰まり報告を受けたのですけれども。
排水管の奥の方で詰まっているようでなかなかに手ごわい。

そこで急遽調達した「スッポン

学びのキッカケ

「スッポン」の正式名称は「ラバーカップ(英名:プランジャー)」なんだそうです。
生活に役立つかもしれない雑学が1つ増えましたね。

さすが長年姿を変えることなく息長く販売されている清掃用具。
詰まりはあっという間に解消されました。
スッポンを考えた人に今までで最も感謝した瞬間です。

今のデザインは一昔前のものと比べてとてもおしゃれです。
インテリアとしての統一感や空間の見た目を損ねない柔らかなカーブが印象的で、こういうところからもプロダクトデザインの配慮とセンスを感じますし、デザインカリキュラムにも生かせる部分があるかもしれませんね。

学びのキッカケ

チリトリと並べても遜色ありません。
デザインの大切さを感じます。

このように、用具ひとつ取っても

ものを大切にする考え方
報告することの重要性
・デザインが与える印象や影響

いろいろなものを発見することができ、ひとつひとつを学びのキッカケにできます。

この部分はサラリと流すこともできますし、流してしまうと学びの機会を知らず知らず失っていくので、メンバーさんにおいても日常からプラスにできる部分を見つけられるように、私たちスタッフが機会をたくさん作っていければと思います。

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現在、障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、就職を目指している障がいのある方や難病を患っている方・障がい者雇用をお考えの企業採用ご担当者様・クリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳をお持ちでない方も医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽に問い合わせください。

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