こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生です。
障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。

インターネット経由でお金をだまし取られる事案、よく耳にしませんか?
せっかく就職の準備に取り掛かっていても、この大事な時期にそんなことに巻き込まれたりでもしたら、きっと目指すものにも集中できなくなってしまうと思います。

実際、インターネットはとても便利なものです。
人と人がコニュニケーションを取る場にもなり、スマートフォンの簡単な操作で欲しい商品が玄関に届き、遊びたい最新のゲームや聞きたい音楽、観たい映画もお店に買いに行かずにダウンロードできたり、これからも発展を続けていくことでしょう。

その反面でインターネットを使って人からお金をだまし取るという事件が後を絶ちません。
やり方も時代の流れに沿って巧妙になっています。

きっとそんな魔の手から身を守っていきたい、と考える方がほとんどだと思います。
みなさんは、もし自分の手元にそんな騙しのメッセージが来たときに「これは嘘の情報かもしれない」とすぐに分かるでしょうか。
どんなメッセージに気をつければいいか知ることがきっと安心なことと思います。

昨今は携帯電話事業者の名をかたってお金をだまし取る事案が増えています。
例をあげてご紹介していきますので、みなさんのお役に立てれば幸いです。

電話代の支払いを促される

利用料金の未払いがある、という内容です。

悪いメッセージに負けないで!
ふつうSMSでこないよ

メッセージ末尾にあるリンクからWebページは、電話会社のページとそっくりで見分けがつかない偽サイトにつながります。
クレジットカード払いやコンビニ支払いを選ぶと「メンテナンス中」と表示され、iTunesカードで支払う方法に誘導されて、50,000円分のギフトコードを求められます。
コードを入力して送ってしまったら、もう戻ってきません。

気をつけたいのはココ!

このやりとりはメールではなくSMSショートメッセージ)です。
携帯電話のキャリア会社が料金支払いのお知らせをSMSで連絡することは絶対にありません。

何かで焦ったとき、私たちは冷静に判断することを忘れてしまうことがあります。
払わないと止まってしまう、と不安にさせて慌てて入金させることが狙いです。
こういうメッセージが来た時こそ落ち着いて受け止めてほしいです。

不正なログインがあった

これはSMSではなくメールで届く事例です。
自分のアカウントに誰かがログインしたので一時的にアカウントをロックしていますという内容。

悪いメッセージに負けないで!
本文中のリンクは絶対に踏まないで

メール内のリンクから表示されるページはIDログインページにそっくりな偽サイトです。
IDとパスワードを入力すると「ログインに失敗しました」と出ますが、裏では入力したIDとパスワードが悪い人に送られて、ケータイ決済などを勝手に使われるようになったりします。

気をつけたいのはココ!

送られてきているメールアドレスや、リンク先のURLは本当にその携帯会社のものか確認してみてください。
◯◯.comの「◯◯」が別のものかもしれません。◯◯.cn となっていれば、中国から偽装して送られてきたものです。
区別や判断がつかないときは「こんなメールが来ましたが内容は本当ですか?」と携帯会社のサポートに連絡をするのが一番です。

不在のため荷物を持ち戻った

こちらのSMSも5年くらい続いて未だ無くならない事例です。

悪いメッセージに負けないで!
宛先不明でよくお届けに上がれるなあ

リンク先はGoogleアカウントApple IDログイン画面そっくりな偽サイトにつながります。
自分のIDとパスワードを入力すると、クレジットカードが悪用され、海外から高額な利用履歴がある、とクレジットカード会社から連絡が来て騙されたことに気が付く、というもの。

これに類するもので、クレジットカード会社のマイページに不正ログインがあった、というメールで銀行やカード会社のIDを盗もうとするものなど種類が増えています。楽天やPayPayを名乗れば楽天やPayPayを使っている人が騙されやすいことを騙す側はよく知っています。

気をつけたいのはココ!

フィッシング詐欺、と最初から分かれば良いのですが、そっくりすぎて判断できないものもあります。
メールからログインページに誘導されるときは、一旦そのページを閉じて、Google.co.jpやApple.comなどの正規のページを開きましょう
ログインして制限されてなかったら、メールの内容はデタラメと分かります。

返金したので再登録をしてください

何の前触れもなく会員登録をキャンセルした、というメールが届くことがあります。

悪いメッセージに負けないで!
誰宛か名前が書いてないのはニセモノ!

文章もデザインも本家のサービスとよく似ているので「支払方法の情報を更新するのボタンを押してしまい、アカウント情報をそのまま奪われてしまうのです。最近のは文章もカタコトではないものが増えており本当に危険です。

気をつけたいのはココ!

Amazonから届くメールは登録している人の本名が「◯◯ ◯◯ 様」と本文の冒頭に記載されます。
一部、記名のないものに関しても、メールの信憑性を証明するための確認URLが文末に添えられており、そのURLがamazon.co.jpから始まっていて「このURLをコピーしてブラウザのアドレスバーに貼り付けてご確認ください」と記載されるものがほとんどです。

逆に、そうでないものはすべてそっくりに作られたもの、と区別しましょう。

さいごに

インターネット社会のトラブルに巻き込まれないためには情報を知ることが大切です。
以前にも情報の信憑性を確かめるまで行動は慎重でないといけない話一度漏れた情報は取り返せない話をお伝えしてまいりました。

巻き込まれるときはほぼ「慌てて何とかしようと焦っている状態」です。
普段ならできるはずの物事の区別がなぜかできなくなって、行動して解決しようとします。

そんな時に冷静になろうというのも難しいことではありますが、ぜひこのたびの話を思い出して、文面を見てドキッとした時こそ深呼吸をしてワンテンポ待ってみてください。

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現在、障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、就職を目指している障がいのある方や難病を患っている方・障がい者雇用をお考えの企業採用ご担当者様・クリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳をお持ちでない方も医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽に問い合わせください。

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