お食事メニュー制作の実務チャレンジ | 障がい者（障害者）就労移行支援事業所トランジット

こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生です。
障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。

トランジット麻生ではAdobe Photoshop（アドビフォトショップ）やAdobe Illustrator（アドビイラストレーター）
といったデザイン業務に特化したソフトウェアの学習環境や制作環境を提供しており、経験者はもちろん未経験者でも「画像の作成・加工ができる」といった多方面で需要のある技能を身につけて就労に役立てられるきっかけ作りを行っています。

今回はご縁があってトランジット麻生のご近所にありますラーメン店「北山龍（ほくざんりゅう）」さまの朝限定のメニュー表を制作することになり、2人のメンバーさんが参加されました。

【参考リンク】公式インスタグラム「北山龍」
・住所 : 札幌市北区麻生町2-4-8
・営業時間 : AM 11:00 〜 PM 3:30
・定休日 : 火曜日

ご依頼を頂いた店主のかたからは手書きのラフを頂いており、いくつかのパターンを起こしたデザインから、お店に使用するものを選んで決定することをメンバーさんにお伝えしました。
お店の雰囲気を知ってもらうためにも一度スタッフが引率してラーメン店「北山龍」さまを訪れ「どんな風に作って、どんな風に使われるか」というイメージを実際に目で見てもらい、トランジットに戻って制作に取り掛かりました。

お食事メニュー制作の実務チャレンジ — 手書きラフから作って欲しいイメージを汲み取ります

まずラフの内容に沿って文字の割り付けを行います。

背景はの指定は白系のトーンのものであれば柄など他の要素は自由ということで、白い背景に中華風の装飾線を引いたり、それぞれのメンバーさんが思い思いのデザインを作っていきます。

仕上がったデザインを北山龍さまに持参しの店主のかたに見てもらったところ、誰のどのデザインが、ということではなく一方のメンバーさんの「背景デザイン」と、もう一方のメンバーさんの「文字組みデザイン」を合体してほしい、という折衷案が出されました。

これにはメンバーさんもびっくりでしたが、どちらのデザインも採用され、2人ともミッションを達成するという結果になりました。
これが決まってからはメンバーさん同士が協力してレイアウトを仕上げ……

スタッフチェックを通して無事納品！

こちらが完成したデザインです。

このデザインは来月4月から、北山龍さまの実際の店舗にて使われます。

世に出て使われるもののデザインをするという経験は、座学だけでは得られない達成感と、自分が作ったものを見知らぬ人が当たり前のように使ってくれる不思議な感覚を得ることができるでしょう。

「デザインをする」から「メニューを作る」へと目的のステップが上がり「お店の役に立つものを作る」と目標意識が高まっていくといいですね。きっと就職に向けての自信につながると思います。

気軽にお問い合わせください

現在、障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、就職を目指している障がいのある方や難病を患っている方・障がい者雇用をお考えの企業採用ご担当者様・クリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳をお持ちでない方も医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽に問い合わせください。