デザイン制作のカギは「ラフ」 | 障がい者（障害者）就労移行支援事業所トランジット

こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌です。
障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌では、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。

現在トランジット札幌では、2名のメンバーさんが企業様から依頼を受けてデザインを製作中です。
2人とも、企業様からの依頼でデザインを作るのは初挑戦。
それぞれ2〜3案作成し、企業様に提案します。

今回作成するのはコーヒーラベルのデザイン。
「しっかりとした苦みとコクで余韻を楽しめる」というコーヒーの美味しさが伝わるようなデザインを目指します。

まず、デザインを作るとき欠かせないのが「ラフ」です。
「ラフ」とは、頭の中にある完成図を大まかに目に見える形にしたものです。
最初にラフを作っておくことで、本格的な制作に取り掛かる前に他の人とイメージを共有することができますし、途中で方向性を見失わずに制作を進めることができます。

時間短縮を考えて、すぐに完成版の制作に入ってしまうと、逆に修正作業に多くの時間を取られてしまいます。
ラフでアイデアをしっかり形にしておくことで、こうした無駄を省くことができます。

また、目に見える形にすることで頭の中が整理されて、より良いデザインを作っていくことに繋がります。

メンバーさんが作った「ラフ」はこんな感じ。

イラストレーターで作成した、コーヒーラベルデザインの「ラフ」 — 「コーヒーカップがここにあって」「色はこんな感じで」

フォトショップでイラストを描いています — Photoshopでイラストもかいてみました

ラフができたら、本格的な制作に取り掛かります。
Adobe Illustrator（アドビ　イラストレーター）やAdobe Photoshop（アドビ　フォトショップ）などのデザインソフトを使います。
職員の意見も取り入れながら、完成が近づいてきました。

トランジット札幌では、専門の知識を持った職員に質問をしたりアドバイスをもらったりすることができますので、メンバーさん一人ひとりのスキルに合わせて就職に活かせるようにスキルアップをしていくことが可能です。
もちろんデザインソフトの使い方も学べます。
IllustratorとPhotoshopの基本操作から応用まで、幅広くカリキュラムで学んでいけます。

気軽にお問い合わせください

現在、障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌では、就職を目指している障がいのある方や難病を患っている方・障がい者雇用をお考えの企業採用ご担当者様・クリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳をお持ちでない方も医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽に問い合わせください。